2019年 6月22日・23日(土日)『赤毛のアン』とその著者モンゴメリに関する国際会議を麗澤大学キャンパスで開催する。モンゴメリを主題とする国際会議は、日本では初めて。
L・M・モンゴメリの著作「赤毛のアン」シリーズは、日本では村岡花子氏の翻訳によって広く知られ、高い人気を誇ってきた。NHK朝の連続テレビ小説「花子とアン」で再び注目を集め、関連本やイベントは数多く見られる。また、多くの日本人観光客が物語の舞台となったプリンス・エドワード島を訪れている。
このように日本とカナダの文化の架け橋として重要な役割を果たしてきたモンゴメリとアンについて、日加修好90周年を迎える2019年、日本で初めての国際会議を開催することとなった。主催は麗澤大学L・M・モンゴメリ国際会議実行委員会。麗澤大学は、2019年からプリンス・エドワード島大学との留学提携を開始し、4月から9名の学生が留学中だ。
国際会議は2019年6月22日(土)10時から17時、23日(日)9時30分から15時まで、麗澤大学キャンパス校舎「かえで」で開催する。アンが日本文学に与えた影響や翻訳のあり方を巡る議論、モンゴメリ作品の時代性、モンゴメリと大衆文化などをテーマに国内外の研究者の学術的交流をはかる。学生や一般の参加も可能で、英語でのディスカッションを見る機会も提供する。