麗澤中学・高等学校では、中学2年生151人を対象に総合学習「自分(ゆめ)プロジェクト」の一環として、特定非営利活動法人ドラマケーション普及センター協力のもと、ドラマ教育「ドラマケーション」を実施している。

 「ドラマケーション」とは文部科学省委託事業「コミュニケーション能力と表現力を高める演技・演劇による自己開発プログラム」の研究開発によって生まれた「ドラマ(演技・演劇)+コミュニケーション」の合成造語。 

 新型コロナウィルス感染症の影響により、学校でも感染対策に気を付けて教育活動を行っているが、「ソーシャル・ディスタンス」と「マスク」で送る学校生活は、生徒同士のコミュニケーションにも大きな影響を与えており、生徒同士の心の距離を縮めることが必要となっている。

 そこで、麗澤中学・高等学校では、生徒たちに心のつながりを体験的に実感しながら、様々なコミュニケーション方法を学び、表現の幅を広げ、非認知能力を養ってほしいとドラマ教育「ドラマケーション」を実施している。身振り手振り、マスクからのぞく顔の表情や体全体の動きからも伝えられることはあり、また、相手の心の状態に気づけるようにもなる。「ドラマケーション」での学びは、スピーチやプレゼンテーションに役立つことはもちろん、これからのwithコロナを生き抜くために欠かせない力を養える。

 「ドラマケーション」最終授業となる2021年2月18日には、既に実施した2回の授業を踏まえ、学校の教育理念を題材に作品のテーマを定め、そこから複数の場面を選び、グループで協力してその場面を“静止画”として構成・立体化する「立体絵本」などのドラマワークをクラス内で発表する。

 今回の総合学習のコーディネーター、小宅崚太教諭(地歴公民科)は「コロナウィルスによる影響は今後も長く続くことが予想されます。ドラマケーションを通じて、良好な人間関係を築くための術を学び、快適な生活環境を整えてほしいです。また他者理解を促進させ、自己の個性を伸ばし、本物の『叡智』を兼ね備えてほしいと思います。」とコメントしている。

参考:【麗澤中学・高等学校】ドラマ×コミュニケーション「ドラマケーション」で学ぶ

大学ジャーナルオンライン編集部

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