日本学術振興会は優秀な研究活動を進める大学院博士後期課程の学生に贈る第10回育志賞に京都大学の木邑真理子さんら18人を選んだ。授賞式は3月4日、東京都台東区の日本学士院であり、賞状と学業奨励金110万円を受賞者に贈る。

 日本学術振興会によると、育志賞は若手研究者の育成を目指して大学院の学業成績が優秀で意欲的に研究に取り組んでいる学生に贈っている。対象は人文学、社会科学、自然科学の全分野。

 今回は大学長推薦122人、学会長推薦62人の合計175人(重複1人を含む)を委員会で選考し、18人の受賞者を決めた。

受賞者は次のみなさん(敬称略)。
木邑真理子、中村友香、平岡大樹(以上京都大学)、穐近慎一郎、板倉健太、龔宗平、三浦郁修(以上東京大学)、乙山美紗恵(大阪府立大学)、清水信宏、吉田慶多朗(以上慶應義塾大学)、竹内綾(日本大学)、張晶鑫(神戸大学)、塚本高浩(名古屋大学)、藤村宗一郎(東京理科大学)、松原翔吾(立命館大学)、道根百合奈(電気通信大学)、山﨑美咲(甲南大学)、山根悠(広島大学)

参考:【日本学術振興会】第10回(令和元年度)日本学術振興会育志賞受賞者決定について

大学ジャーナルオンライン編集部

大学ジャーナルオンライン編集部です。
大学や教育に対する知見・関心の高い編集スタッフにより記事執筆しています。