金沢星稜大学は、公務員・教員・税理士など専門職を目指す学生のための合格プログラム「CDP(キャリア・ディベロップメント・プログラム)」における2019年度の合格者速報を発表。各コースあわせて実人数で100名を超える合格者を出した。
CDPは、公務員、教員、税理士など専門職試験の突破を目指す学生のため、金沢星稜大学・金沢星稜大学女子短期大学部が独自に用意したプログラム。難関とされるこれらの試験のため予備校に通う学生が多いなか、ダブルスクールの必要なく大学内で受講でき、仲間とともに現役合格を目指すことができる。
2019年度の公務員採用試験において、現役受講者の1次試験合格率94.0%、2次試験合格率83.6%を達成。国家公務員総合職(大卒)1名、国家公務員一般職(大卒)17名、国税専門官14名など、国家公務員はのべ43名、地方公務員はのべ50名が合格した。
教員採用試験は1次試験合格率86.7%、2次試験合格率76.1%で、小学校・中学校・高等学校でのべ64名が合格。卒業生も19名が合格した。税理士試験は簿記論2名、財務諸表論・消費税法で各1名が合格している。
2019年度からは、これまでの制度を見直し、より支援を充実させたNEW CDP SYSTEMを開始。1年前期に基礎科目を導入して受講コース決定までキャリアについて検討する期間を設け、2年次以降に受講料が免除される特待生の選考や、試験合格職種によるインセンティブ制度(合格報奨)を用意した。より多くの学生が挑戦しやすく、合格へのモチベーションも高まることでさらなる成果が期待される。
※合格者数はいずれも2019年12月24日現在の人数