早稲田大学は、春学期授業終了日の8月1日(土)まで延長してきた課外活動の自粛要請、関連施設の利用停止等を8月2日以降、段階的に解除することを2020年7月20日発表した。

 夏季休業期間(8月2日~9月20日)の間、「練習」を目的とした課外活動については、サークル単体でのみ行う活動であることなどを条件に活動の再開を認めた。その際、参加は各自の意志を尊重し、強要することのないよう強く呼びかけている。

 「練習」にあてはまらないサークル員以外を集めるイベント等の企画や複数サークルが合同で行う活動等は、夏季休業期間の間、引き続き中止する。なお合宿や宿泊を伴う遠征、コンパや打ち上げの中止は、12月末日まで期限を延長する。

 早稲田大学は、上述の通り各サークルが引き続きイベント等を実施できない状況を踏まえ、課外活動補助金交付に関する救済措置を行う。

 なお9月25日から開始される秋学期授業は、オンライン授業の継続と並行して、3密を避けソーシャルディスタンシングを前提とした教室利用を行うことで、教室、教場での授業を一部再開する予定である。

参考:【早稲田大学】8月2日以降の課外活動の段階的な再開について

大学ジャーナルオンライン編集部

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