明治大学心理臨床センターは2021年1月15日(金)、「明治大学子どものこころクリニック」を駿河台キャンパス内に開院し、児童精神科の診療を開始する。現在、明治大学駿河台キャンパス近隣には、児童・思春期精神科医療機関が不足している。このクリニックを通じてより幅広い社会貢献を果たすとともに、学生に質の高い教育機関を提供する。
明治大学心理臨床センターはこれまで15年間、心に問題を抱えた人たちに開かれた「心理相談の場」として活動してきた。この役割を新たに「心理相談部門」と称し、新設の「精神科医療部門(明治大学子どものこころクリニック)」と緊密に連携を取ることで、患者に対して、ワンストップで援助することが新たに実現できる。さらに、学生はその環境下で質の高い実習・臨床を経験できることになり、新たな教育効果も期待できるとしている。
子どものこころクリニックは、児童・思春期(初診時3~15歳)の子どもとその家族を診療対象としており、開院時間は毎週水・日曜日以外の週5日(祝日と大学の休暇期間は休診)、1日7時間(10:00~13:00、14:00~18:00)となっている。
参考:【明治大学】明治大学が「子どものこころクリニック」を新たに開院 ~診療による“社会貢献”と“質の高い教育”を両立します~