7年連続で入試志願者増加を続ける工学院大学は、夏のオープンキャンパスを8月6、7日、新宿と八王子の両キャンパスで同時開催する。身近なテーマから先端研究まで4学部13学科の研究室を公開。学生たちの手ほどきで実際に研究の一部が体験できる研究室もあり、理工系大学の醍醐味を味わうことができる。
工学院大学では、2016 年度の一般入試志願者数が過去最高の18,613人を記録。全入学者に占める女子入学者の比率も20%を超え、こちらも過去最高となった。その原動力のひとつとなっているのがオープンキャンパスで、受験の壁を越えてきた学生たちがスタッフとして参加し、学生自身の経験を基にアドバイスするなど、来場者から好評を得ている。
当日は、八王子キャンパスで東京ドーム 5 個分の敷地をめぐるキャンパスツアーを開催。「学び発見・探求ツアー」では学問系統別に分かれ、現役学生が広大なキャンパスをエスコート。志望の決まっていない低学年向けにはさまざまな施設を中心に回る「ぐるっとキャンパス見学ツアー」も用意している。約45分のツアーでは、八王子キャンパスのシンボルとなっている、2020 年東京五輪・パラリンピック大会エンブレムをデザインした野老朝雄氏が手掛けた有孔折板が設置された総合教育棟や最新機器を備えた研究施設などを案内する。
また、高校1・2年生や保護者も満足できる多彩なプログラムを用意。学びの相談や各種ガイダンスのほか、情報学部の学生によるVR(バーチャルリアリティ)技術を用いたキャンパスツアーの疑似体験、競技プログラミングに取り組む学生団体・KogCoder(コグ・コーダー)によるプログラミングデモなどが開催される。