横浜国立大学、株式会社商船三井、商船三井システムズ株式会社※は、「海運ビッグデータの分析と活用」に関する共同研究契約を締結した。
商船三井システムズ株式会社は、商船三井グループ内のシステムとネットワークの構築、およびこれらの保守、維持などを担っている。今回、共同研究を行うのは横浜国立大学大学院環境情報研究院 長尾智晴教授。AI分野における日本国内有数の研究者として知られる長尾教授は、進化計算法に日本で初めて着目し、様々な開発を行ってきた世界トップクラスの専門家。銀行・金融機関等との時系列変動予測、自動車の知能化のための研究等、これまで120社を超える企業との共同研究等の実績を有している。
共同研究では、人工知能(AI)を用いて経済や海事に関するデータを解析し、海運市況や燃料油価格を精度高く予測することを目指す。加えて、順次新たな研究を行い、経営支援ツールの開発を進めていく予定。