2025年7月30日、跡見学園女子大学(東京都文京区)は、文部科学省に「情報科学芸術学部」の設置認可申請の取下げを届け出た。2026年4月、文京キャンパスに開設を目指していた。

 新学部のカリキュラムの柱としていたAI(人工知能)・データサイエンス(情報科学)、メディアアート(情報芸術)関連の科目は、2026年度に入学する全学部生が選択できる全学共通科目として教育課程に採り入れる。この分野で実績のある教員を新たに迎え、開講の準備を進める。

 これにより2026年度の入学者選抜については、文学部の人文学科と現代文化表現学科、マネジメント学部マネジメント学科、観光コミュニティ学部観光デザイン学科、心理学部臨床心理学科の4学部5学科で実施する。詳細は大学ホームページの入試情報を確認のこと。

 情報科学芸術学部(仮称)は2002年度のマネジメント学部以来の新学部として誕生予定だった。データサイエンスとメディアアートをかけ合わせた文理融合の理系学部として、文部科学省の大学・高専機能強化支援事業に選ばれ、開設準備を行っていた。

参考:【跡見学園女子大学】【お知らせ】「情報科学芸術学部」設置認可申請取下げのご報告とお詫び

跡見学園女子大学

凛とした美しさと教養、それは世界への窓を開く。自律し自立した女性への第一歩を踏み出す

2025年に創立150周年を迎える跡見学園は、文学部・マネジメント学部・観光コミュニティ学部・心理学部の4学部8学科を擁する人文・社会系総合大学。伝統と品格、教養を身に付け、自律し自立した女性として社会で活躍する人材を育成しています。一生使える「教養力」と「実[…]

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