聖心女子大学は、株式会社ワコールとの産学連携で、ワコールの商品である機能性ボトムインナー「ふとももウォーカー」※を題材にした「商品プロモーション」を企画するワークショップを2015年8月中旬から1ヶ月間、5回にわたって開講しています。ワークショップで企画した商品プロモーションは、2015年度の同大の文化祭で実施する予定です。
このワークショップは、「リアルな職業体験を通じた職業理解」をテーマに、学生たちが、協調性や論理性、発信力、問題解決力を学ぶことを目的とした社会実習授業です。2005年から同大文学部人間関係学科・菅原健介教授とワコールが共同研究する「女性の心理と下着との関係」を科学的な手法で調査研究するプロジェクト「cocoros(ココロス)」がきっかけで企画されました。
ワークショップには、公募で集まった同大の2年次生から大学院学生までの29名が参加し、「ふとももウォーカー」のプロモーション活動や広告・宣伝などについてチームを組んで学びます。5回のワークショップを通じで、学生たちは、ワコール本社を見学し、ものづくりの流れなどを学習した上で、「ふとももウォーカー」の商品プロモーションの企画にとりかかります。ワークショップ最終回となる2015年9月25日に、それぞれのプロモーション企画をワコールへプレゼンテーションします。今回採用されたプロモーション企画は、2015年10月17日、18日の同大文化祭で実施する予定です。
※ふとももウォーカーは、着用することで、エクササイズ歩行への変化が期待でき、ふともものラインを整えることができるワコールのインナーです。