2023年3月5日(日)、京都大学は理学部に興味がある女子高校生を対象に、イベント「京都大学理学部案内」を開催する。宇宙と生物をテーマに最先端の4つの研究を紹介する講演と、女性の先輩から大学生活について話を聞く相談会を、午前・午後の2回実施する。
宇宙に関する講演は、橋ヶ谷武志さんが望遠鏡開発の最先端を紹介する「望遠鏡開発の最先端」と、武田紘樹さんが“重力波”からみる重力が支配する不思議な宇宙の姿を紹介する「宇宙の謎を重力で覗こう」。
生物に関する講演は、生存のために最適なタイミングで花を咲かせるというウキクサに注目した「ウキクサっていつ咲くの?」を磯田珠奈子さんが、「正しい形のタンパク質を出荷し不良品を壊す」という細胞内小器官・小胞体に備わる仕組みを紹介する「ピンチ!細胞はどう立ち向かう?」を池田知世さんが担当する。
講演のあとは「大学なんでも相談会」として、京都大学理学部での大学生活について相談できる時間を設ける。
会場は吉田キャンパス(京都市左京区)の理学研究科セミナーハウス。同じ講演内容で10時~12時30分と14時~16時30分の2回開催され、それぞれ先着順に定員60名となっている。参加費は無料。参加希望者は2023年2月22日(水)までに専用フォームから申し込む必要がある。