2024年12月2日より、『SDGs探究AWARDS』がエントリー受付を開始した。SDGsをテーマとする学生向けコンテストの先駆けとして一般社団法人未来教育推進機構が中高生や大学生などを対象に行っており、6回目となる2024年度はエントリー部門を大きくリニューアルする。

 SDGs探究AWARDSは2019年にスタートし、これまでのエントリー総数は約8,000件にのぼる。これまでは中学生と高校生を対象とする「中高生部門」と、大学生等を対象とする「学生部門」と別々にエントリー部門を設けていたが、2024年度からは、「解決アクション、実践部門」「もの作り部門」「研究・調査部門」「企画、アイディア部門」の4部門を新設。探究活動への意欲や専門性などをよりアピールできるようにする。

 エントリーテーマは「世界の国や地域における社会課題の解決のために、私たちができる、または実施しているアクションについて」。日本など身近な問題への取り組みも含む。提出する作品の形式は「自由」で、個人・グループどちらでもエントリーが可能。

 各部門ごとに優秀賞を選出し、2025年3月16日の表彰式にて優秀賞受賞者の中から最優秀賞を発表する。そのほか、審査員特別賞、協賛団体賞も設けている。

<SDGs探究AWARDS 2024>
●エントリー期間
2024年12月2日(月)~2025年2月2日(日)

●対象
中学生/高校生/大学生/大学院生/短大生/高等専門学校生/専門学校生(個人、グループでもエントリー可能)

●エントリー部門
1.解決アクション、実践部門
 社会課題の解決に向けた様々な活動、実践を表彰する部門
2.もの作り部門
 ロボットやアプリ開発等、もの作りを通じて社会課題の解決を推進する取り組みを表彰する部門
3.研究・調査部門
 社会課題の解決に必要な様々な研究や調査を表彰する部門
4.企画、アイディア部門
 具体的なアクションにつなげていくための企画やアイディアを表彰する部門

●提出物
所定のエントリー用紙+作品 
※ポスター・ムービー・論文・新聞など、テーマに対する発表内容が分かるものであれば、表現方法は問わない

●賞
優秀賞(部門ごとに最大2作品)※部門ごとに選出された優秀賞の中より、最優秀賞を選出
審査員特別賞
協賛団体賞

●審査員
保本 正芳氏(近畿大学 総合社会学部 講師)
中西 將之氏(株式会社ツナグラボ 代表取締役)
池田 靖章氏(香里ヌヴェール学院 学院長兼中学校・高等学校校長)
仙田 忍氏(株式会社ルカコ 代表取締役)
吉田 優子氏(株式会社アッテミー 代表取締役)

参考:SDGs探究AWARDS 2024

大学ジャーナルオンライン編集部

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