桜美林大学は、現在の航空・マネジメント学群(College of Aviation Management)を、2025年4月より「航空学群(College of Aviation)」に名称変更する。
航空・マネジメント学群は、「卓越した英語力と航空に特化した専門性の高い知識と技倆を併せ持ち、航空分野で活躍する人材を養成する」という理念のもと2020年4月に開設された。この教育・研究内容を学内外により端的に伝える目的で「航空学群」へと名称変更する。「航空学群」の名称は2025年度入学生から適用され、在学生に変更はない。
航空学群は、日本で唯一の「航空学を専門に学ぶ学群」として「航空管制コース」「航空機管理コース」「空港管理コース」「フライト・オペレーション(パイロット養成)コース」の4コースを柱として、関連法令や物理学、数学、工学、経済・経営学などの分野で航空に特化した特色ある学びを展開しつつ、海外研修や海外訓練を組み込み、高度な専門性と卓越した英語力を修得できるカリキュラムを設定し、航空業界の即戦力となるスペシャリストを育成する。
このうち「空港管理コース」は、現在の空港マネジメントコースから名称変更するもので、空港という独自の経済圏、市場を有する巨大インフラ施設の規格や機能、管理運営に必要な法的要素、地域経済に及ぼす効果などを学修し、民営化された空港会社や航空会社のオペレーション業務などに必要不可欠な人材を育成する。
2023年4月には、航空学群が学ぶ、多摩アカデミーヒルズ(多摩キャンパス)に、航空機の尾翼をイメージした庇が印象的な新しい校舎が誕生した。京王線・小田急線・多摩モノレール線「多摩センター」駅から徒歩10分の多摩中央公園に隣接する自然豊かな立地のキャンパスで、航空業界を志す学生たちが切磋琢磨して学び合う場となっている。