ますます加速する年内入試シフト、新指導要領で一変する一般選抜、そして見直される高大連携。大きく変化していく大学入試や高校・大学の教育、高大接続について考える総合イベント『2025年高大接続総会』が開催される。主催は株式会社アローコーポレーション/アロー教育総合研究所(東京・千代田区)。高校教員や学習塾・予備校関係者を対象とした総合イベントで、実施は東京で7回目、大阪で4回目、さらに今回は福岡でも初開催。年内入試受験者の急増に加えて、年内に行われる学力テストの行方、あり方が問われる「高大連携」など、2026年度大学入試の指導現場は、かつてない混迷の状況になっている。今回の高大接続総会では、さまざまな悩みごとを抱える高校教員、学習塾・予備校の進路指導担当者に解決のヒントを提供する。

 『2025年高大接続総会』は参加無料(事前申込み制)。東京は51校、大阪は36校、福岡は41校が個別ブースを出展し、新課程で行われる一般選抜の要点、「『入試要項』だけではわからない年内入試」の合否のポイントなど各種の情報を入手することができる。また、年内入試の志望理由書作成指導や小論文・面接試験指導、多種多様な課題指導の相談ができる「年内入試/新課程入試(お悩み相談ブース)クリニック」を開設。プレゼンテーションコーナーでは、大学入試センターやテレビ・雑誌でお馴染みの大学ジャーナリスト、大学受験のエキスパートが登壇し、自由闊達な講演を展開する。

 新たな試みとして、オープンな対話スペース『縁結びスポット』を開設。「高大連携」をはじめ、大学・登壇者との対話を求める来場者には『縁結びリボン』を配布し、大学と高校、学習塾・予備校との関係をさらに広げ深めるイベントをめざす。

 プレゼンテーションコーナーの登壇者は、東京大学教養学部・東京大学大学院総合文化研究科 新井宗仁教授・永井久美子准教授、一般社団法人全国障害学生支援センター代表理事 殿岡翼氏、元駿台進学情報事業部長・教育ジャーナリスト 石原賢一氏、大学ジャーナリスト 石渡嶺司氏、日能研本部教育情報マネジャー 井上修氏、株式会社ベネッセコーポレーション教育情報センターセンター長 日山 敦司氏ほか(抜粋)。

 東京・大阪・福岡で開催する『2025年高大接続総会』は、高等学校教員、学習塾・予備校関係者を対象に、アローコーポレーション高大接続サイトでの事前申込を受付中。参加者には無料特典として入試情報誌『大学入試解体新書』を配布する。

<2025年高大接続総会@東京>
日時:2025年5月27日(火)13時00分〜18時00分 (受付開始 12:30)
会場:ベルサール秋葉原(JR秋葉原駅より徒歩4分)
申込:https://koudai-soukai-t.allow-web.com/

<2025年高大接続総会@大阪>
日時:2025年5月30日(金)13時00分〜18時00分 (受付開始 12:30)
会場:梅田スカイビル ステラホール(「大阪駅」より徒歩7分、「梅田駅」より徒歩9分)
申込:https://koudai-soukai-k.allow-web.com/

<2025年高大接続総会@福岡>
日時:2025年6月5日(木)13時00分〜18時00分 (受付開始 12:30)
会場:博多国際展示場&カンファレンスセンター 3階ホール 302・303(「博多駅」より徒歩13分)
申込:https://koudai-soukai-f.allow-web.com/

大学ジャーナルオンライン編集部

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