2025年5月15日(木)、昭和女子大学は、米州立コロラド⼤学との社会ビジネスコンテストを実施する。コロラド大学ボルダー校のビジネス専攻学生約40名をキャンパスに招き、昭和女子大学ビジネスデザイン学科開設専門科目の履修者約40名と計80名による日米混成の10チームで競い合う。
コロラド大学ボルダー校リーズ・スクール・オブ・ビジネスと昭和女子大学は、2017年からオンラインと対面を組み合わせた国際合同授業を実施している。コンテストに向けて学生たちは2025年2月からオンラインのみで合同研究を開始し、時差や言語の壁を乗り越えてアイデアをまとめた。コロラド生が来日する5月に初めて対面で出会い、コンテストだけではなく、東京観光案内など自主的に交流も深める。
今年のテーマは「日米の経験や資源を活用して、新興国のSDGsを推進する社会ビジネスを創出しよう US-Japan Joint Creation of Business in A Third Country : Promotion of UN Sustainable Development Goals (SDG)」。前年に続き、発展途上国や新興国が直面する課題に焦点を当て、日米の学生が共同でビジネスの手法を活用して解決策を提案するもので、SDGs17ゴールのうち5ゴールを推進する課題解決の提案を英語で行う。審査員として国際情勢分析を手掛ける住友商事グローバルリサーチ株式会社のアナリスト、国際ジャーナリスト、社会イノベーションを専門とするシンクタンカー、社会投資ファンドの専門家らが参加し、社会投資家の視点で審査する。
参考:【昭和女子大学】昭和女子大学・コロラド大学国際共修 2025 日米の大学生80名が共に途上国の課題解決を目指すビジネスコンテスト開催