関西大学の応援団は、大学応援の新たな形を確立すべく、オリジナル応援曲「カイザー」を作成。“誰でも、どこでも使える応援曲”として、希望団体には学内外を問わず楽譜を無償提供する予定(営利目的で楽曲を利用する場合等は除く)。
現在、大学野球で使用されている応援曲の多くは、高校野球の応援を模倣したもので、特に関西ではオリジナル曲を自学の応援に取り入れている大学はない。そこで、関西大学応援団では、現1年次生が4年次生となる2022年に第100代応援団が誕生する伝統ある応援団として、「大学応援の新たな形を確立し、その伝統を次世代へと継承していきたい」とオリジナルの応援曲をつくった。
新応援曲「カイザー」を作曲したのは、プロ野球千葉ロッテマリーンズの応援団長としての経歴を持ち、現在、東北楽天ゴールデンイーグルスの応援プロデュースを手掛けているジントシオ氏。大学の応援団に曲を提供することは今回が初。野球の世界で試合の流れを変えてしまう応援曲は“魔曲”と呼ばれることから、「カイザー」には、“関西大学の魔物”を呼び起こし、体育会「カイザーズ」を勝利に導かせたいという、団員たちの強い想いを込めた。