2020年4月27日、株式会社フロムページは毎年実施している「テレメール全国一斉進学調査」より、「関心を持った大学2020」を発表した。
「関心を持った大学」調査は受験生が関心を持った大学をいくつでも回答できる複数回答式で、大学の人気バロメーターになっている。調査は資料請求サービス「テレメール」を利用した2020年度入学の受験生約42万人を対象に2019年10月1日~2020年4月1日に行われ、有効回答41,235人分を得た。
まず在住エリア別ランキングを見てみよう。関東は1位「早稲田大学」(5年連続)以下「明治大学」「慶應義塾大学」「法政大学」と前回同様の順位。5位は「立教大学」(前回6位)がランクインした。
近畿は「関西大学」が4年連続1位となっている。中部では5年連続で「名城大学」が1位を守り「中京大学」が前回9位から5位に上がっている。北海道・東北エリアでは前回2位だった「北海道大学」が「東北大学」(前回1位)と入れ替わって1位。中国・四国は「岡山大学」、九州「福岡大学」が前回に続き1位だった。
次に全国的に関心を持たれた大学のベスト5は、1位から順に「早稲田大学」「明治大学」「慶應義塾大学」「法政大学」と続き、5位に近畿の「立命館大学」が入っている。国立大学では「東京大学」が最も関心を集めた(全国12位)。
関東3位で全国3位となった「慶應義塾大学」以外は、いずれも複数エリアで関心を集めてランクインしている。「早稲田大学」は全エリアで20位以内にランクイン。「明治大学」も関東以外に北海道・東北と中部で20位以内に入り、法政大学は関東、北海道・東北で票を集めた。「立命館大学」は、中部、近畿、中国・四国、九州・沖縄の4エリアで支持された。また、「東京大学」は関東と九州・沖縄で上位となった。
参考:【株式会社フロムページ】全国の受験生約4万人が「関心を持った大学」 関東では早稲田大学、中部では名城大学が5年連続で 1 位 近畿では関西大学が4年連続で1位に(PDF)