早稲田大学の卒業生団体「稲門会」(とうもんかい)は、現在、1,300団体以上の登録があり、日本全国、世界各地で活発に活動しています。この稲門会に、新たに医療関係者による「稲門医師会」が設立されることとなり、2016年1月設立総会が開催されました。

 同大学に医学部はありませんが、卒業した後に別の大学等で学び直し、医療に従事する、あるいは医療に従事しながら入学した卒業生らの強い要望により設立されました。会員数は、総会当日現在、医師94名、歯科医師15名、薬剤師6名、看護師8名、準会員(学生)13名の計136名となっています。

 設立総会には早稲田大学総長 鎌田薫氏も挨拶に立ち、稲門医師会が描く将来像は同大学が推進するVisionと相通じるものであり、大学として多様な面からできる限りバックアップを行っていくと述べました。また、医学部はなくとも医理工連携をキーワードとした医学と理工学を融合させた新たな学問分野の創出など、様々な機関と連携しながら大学の独創的な研究を引き続き推進していくことを誓いました。

 今後はネットワークの構築をすすめ、会員の相互交流、社会への情報発信、大学との健康・研究教育面での連携、地域稲門会・校友との連携など、様々な観点からの活動を展開していくとのことです。

早稲田大学

研究・教育・貢献を3本柱に、「世界で輝くWASEDA」をめざし改革

早稲田大学は、「学問の独立・学問の活用・模範国民の造就」の3つの建学の理念に基づき、答えのない課題に挑む礎となる力を全学生が磨ける比類ない環境を整備。揺るぎない国際競争力を備えた世界トップクラスの大学「世界で輝くWASEDA」をめざし、「研究の早稲田」「教育の[…]

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