明星大学では、2016年7月31日、8月7日・28日に高校生を対象とした夏のオープンキャンパス限定の特別講義を開講する。
2016年4月から10月まで、高校生を対象にオープンキャンパスを開催している明星大学。7月31日、8月7日・28日のオープンキャンパス開催日には、理工学部総合理工学科の6学系(物理学系、生命科学・化学系、機械工学系、電気電子工学系、建築学系、環境科学系)の特別講義が開かれる。
この特別講義は、オープンキャンパス同様、予約不要で、受講料無料。進路を考える高校生たちにとって、各分野の最先端で活躍する教員たちから直接話を聞くことができるチャンスとなっている。
7月31日は、物理学系の井上一(いのうえはじめ)教授による講義「宇宙の生い立ちと、私たち」。JAXA宇宙科学研究所等を経て同学科の物理学系を担当している井上教授は、X線天文学、高エネルギー宇宙物理学が専門。私たちを取り巻く宇宙を概観し、宇宙が生まれ、地球が生まれてきた歴史をたどる。
8月28日には、生命科学・化学系を担当し、構造生物学、生物物理学、生化学を専門とする香川亘(かがわわたる)准教授の「遺伝子の傷を治すタンパク質 ~そのしくみから薬の開発へ~」を開講。ヒトの設計図であるDNAが修復される仕組みや、そこからわかったことをもとに難病に対する治療薬を開発する可能性について講義する。
このほか、予定されている講義は以下のとおり。
7月31日 建築学系「建築を学ぶと世界が変わる」村上晶子教授
8月7日 環境科学系「都市は気候変動の最前線! ヒートアイランド気象学のお話」亀卦川幸浩教授
8月7日 機械工学系「今のエンジン、未来のエンジン」齊藤剛教授
8月28日 電気電子工学系「誰でもクリエイター 工学系でこの世に存在しないものを作り出そう」小寺敏郎准教授
各講義の開催時間は10:00~10:30(予定)。講義以外にも、入試や学科に関する相談、学生生活に関する質問コーナーや、学生イベント、人気の学食メニューが無料体験できる「キャンパスランチ」など様々なオープンキャンパス企画が用意されている。