国際教養学部の特徴と、他学部のグローバル人材育成
国際教養学部では、第二外国語(もう一つの言語)としてドイツ語、フランス語、ロシア語、スペイン語、中国語の5言語から一つを自由に選び、英語に加えて外国語をもう一つ身に付けトライリンガルを目指すことができます。第二外国語の授業は、1年次が週4回、2年次が週3回で、発音クラスはすべて15名以下の少人数クラスです。英語圏以外の国の大学との留学協定も整っていて、学生の多くが、2年次の後期から選択言語圏の大学へ半年間(1セメスター)留学しています。その上、言語文化系、歴史文化系、思想文化系、国際社会系の4つの科目群を用意して、言語能力に加えて世界理解を目指す深い教養が身につけられるようになっています。国際教養の所以です。
中京大学では、国際教養学部、あるいは国際英語学部のような国際系の学部以外でも、留学プログラムを軸にグローバル人材育成に力をいれています。各学部毎の留学プログラムは表で示してあります。中京大学では、どんな学部を選んでもらっても、幅広い教養を身に付け、世界で活躍できる外国語力、異文化理解の力を必ず身に付けてもらえます。
安村 仁志先生
2015年4月から中京大学学長に就任。国際教養学部教授。専攻分野はロシア正教史、東方正教会神学。著書には『ロシア世界』(共著、世界思想社)、『ヨーロッパ・キリスト教美術案内』(共著、日本基督教団出版局)等があり、『宣教師ニコライの全日記』(共訳、教文館)は2007年度日本翻訳出版文化賞を受賞している。私大連教育研究委員会委員等の公職を歴任する一方、日本トルストイ協会(副会長)、日本ロシア文学会(元理事・中部支部長)等の学会活動にも積極的に取り組んでいる。