新たなカリキュラムで次代を生き抜く+αの力を
関西外国語大学は、学びの面でも進化し続けている。2021年度から、英語国際学部の新カリキュラムをスタートさせた。新カリキュラムは、5つのField(学修領域)で構成。言語運用能力に加えて、未来を先取りし、自ら新たな価値を生み出す力を身につけた「未来創造型グローバル人材」を育成する。
世界共通語である英語と、話者数で世界第1位の中国語。この2つの修得をベースにしながら、世界が直面する問題についてグローバルな視点で考え、発信力を養う「グローバルスタディーズ&コミュニケーション」。多様化・複雑化する社会問題を解決に導くためのクロスオーバーマインド(分野横断的な思考力)を鍛える「グローバルリベラルアーツ」。「AI&デジタルコミュニケーション」では、デジタルツールを使いこなす知識とスキルを修得し、情報デジタル社会を生き抜く力を身につける。「フューチャーデザイン&イノベーションスタディーズ」では、現代社会が抱える課題の解決策を探究し、あるべき未来と新たな価値を生み出す力を、そして「グローバルキャリア」では、将来の進路について専門的に学びキャリア形成力を磨く。
また、外国語学部でも、2022年4月にカリキュラムを刷新し、4つのコースがスタートする。語学+αの学びを拡充し、異文化コミュニケーションを重視した「グローバル言語・文化コース」、国際的視野を身につける「国際関係・ビジネスコース」、デジタル社会に対応する「英語&デジタルコース」、オールイングリッシュの授業で留学生とともに学ぶ「International and Global Studies コース」を展開。自分の興味・関心や将来の目標に合わせてコースを選択し、語学力を磨きながら興味のある分野への専門性を高めていく。
コロナ禍の収束が不透明な今も、世界とつながり新たな未来に向けた関西外国語大学の取り組みは確実に進んでいる。