芝浦工業大学は、若者研究の第一人者であるマーケティングアナリストの原田曜平氏と広報アドバイザー契約を締結。「Z世代みらいづくりプロジェクト」として、原田氏が理工系分野におけるイメージ向上、多様性推進、女子学生比率増加のための助言や提言を行い、広報活動をサポートする。
生まれた時からデジタル機器が生活の中に存在する生粋のデジタルネイティブ世代「Z世代(1990年代後半から2000年代前半生まれの若年世代)」。
日本の理工系人材の育成・確保や、女性の理工系分野への進出推進の必要性が叫ばれる中、これまでの世代と異なる価値観を持っている傾向がある「Z世代」は、将来その中核を担い、今後のトレンドを作り出していくと期待されている。そして、大学や学問・研究分野のブランディングにおいても、Z世代向けのマーケティング戦略が非常に重要となっている。
芝浦工業大学は、原田氏を広報アドバイザーとして迎え、理工系分野における多様性の推進とジェンダーギャップ・バイアスの解消に向けて、Z世代(特に女子)や、その保護者世代の価値観、特徴の理解に務め、より効果的な広報戦略を検討する。
原田氏は、『今の26歳以下の若者たちは「Z世代」と呼ばれています。1台目からスマホを持ち、複数のSNSを使いこなす新しい世代で、有名人には大谷翔平選手、八村塁選手、大坂なおみ選手など世界的なスーパースターがたくさんいます。彼らが日本という枠を大きく超えているとおり、芝浦工業大学は「理工系の大学」という枠を大きく超え、「みらいをつくるZ世代を生み出す大学」へと生まれ変わります。是非、ご期待ください』と意気込みを語っている。