2021年度の官民協働海外留学支援制度(トビタテ!留学JAPAN日本代表プログラム)の第14期生444人が決定し、18日にオンラインで壮行会が開かれる。新型コロナウイルスの世界的流行を考慮し、留学開始期限を2022年3月末から2023年2月末まで延長している。

 文科省によると、14期生の募集には全国約200校の大学生ら1,014人が応募し、選考の結果、135校の444人が選ばれた。内訳は理系、複合・融合系人材コース159人、未来テクノロジー人材枠23人、新興国コース54人、世界トップレベル大学等コース43人、多様性人材コース132人、地域人材コース33人。
留学先は欧州が最も多く190人、次いで北米の102人、アジアの97人。そのほかは大洋州28人、アフリカ13人、中南米9人、中東5人となった。留学先の国・地域は計59に及ぶ。

 壮行会は18日正午からオンラインで開かれ、支援企業・団体、文科省の関係者らが参加する。式典のあと、留学生の研修会、交流会が予定されている。

 14期生の留学は2023年3月末までにすべての計画が終了することを条件にして留学開始期限を11カ月延長した。外務省の感染症危険情報レベル2、または3の国と地域に留学する学生に対しても、一定の要件を満たせば奨学金を支給する。

参考:【文部科学省】2021年度官民協働海外留学支援制度~トビタテ!留学JAPAN日本代表プログラム【大学生等コース】~第14期派遣留学生の選考結果、壮行会及び支援企業・団体について

大学ジャーナルオンライン編集部

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