向学心の高い学生へのサポート制度が充実している和洋女子大学。同大学では、新たな特待生制度「わよ特」の設置を決定しました。「わよ特」とは、入学試験の結果により4年間で最大約400万円の学費を免除する制度で2016年4月の入学者から対象となります。

「わよ特」の選考は、2016年度の入学試験から実施されます。選考基準は、一般A日程(1日目)において入試の得点で2科目の平均が80点以上の上位者、センター試験利用入試Ⅰ期では2教科2科目の平均が75点以上の上位者が対象となり、各試験で、国際学類10名、日本文学文化学類3名、心理学類3名、服飾造形学類3名、家政福祉学類3名の計44名が選抜されます。ただし、こども発達学類、健康栄養学類では特待生制度は実施されません。

選抜された特待生が免除されるのは、前・後期の授業料と施設費です。2015年度を参考にすると、国際・日本文学文化・心理学類は年額98万円(うち入学手続き時49万円)、服飾造形・家政福祉学類は年額102万円(うち入学手続時51万円)、4年間で最大約400万円が免除されることになります。また、国際学類で海外留学をする場合、海外学習支援奨学金との併用も可能で20万または30万の給付が受けられます。

特待生の2年次以降の継続条件は、2年次以降通年で10単位以上取得し、前年次の成績が同学類内で学年上位30%以内であることです。成績により一度特待生の条件からはずれた場合でも次年度以降の成績が学年上位30%以内になれば再度特待生として認められます。特待生の資格が与えられる期間は、同学類において最低在学年数の4年が限度です。

同大学では、この「わよ特」によって、向学心の高い学生たちに経済状態にとらわれず学習や自分磨きに取り組める環境を提供することで、専門性や能力の高い人材の育成、女性の自立支援につなげていくことを目指しています。
新・特待生制度で最大約400万円免除。学生の“ジブン磨き”応援

出典:【和洋女子大学】2016年度入試より特待生制度スタート! ※写真も

大学ジャーナルオンライン編集部

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