文部科学省による新型コロナウイルスワクチン接種支援事業は、今秋までの留学予定者の接種案内の新規申請受付を9月10日(金)に終了する。また、海外留学予定の18歳以下の高校生等についても9月24日(金)に新規申請受付を終了する。接種記録保有証明(英語)は引き続き申請を受け付ける。

 文部科学省では、今秋までに渡航予定でワクチン接種案内、接種記録保有証明(英語)を希望する学生と高校生らに対し、全国の大学拠点での接種を受け付けている。

 受付に際して、今秋(令和3年10月末)までに渡航する必要があり、渡航先でワクチン接種が必須または強く求められていること、基本的に自治体や所属大学など他の代替手段がないこと、申請時点で武田/モデルナ社のワクチンの対象年齢以上であることのほか、提出書類による審査が必要となる。大学拠点接種において接種される武田/モデルナ社製ワクチンについて、8月3日より接種対象年齢が「18歳以上」から「12歳以上」に変更されたことで、海外留学予定の「18歳未満」の高校生等も本事業の対象となる。

 条件を満たす留学予定者は、文科省の専用アドレスでメールによって受け付ける。受付後は担当者から接種会場の割り振り結果をメールで連絡する。その後、各自で割り振られた大学拠点接種会場に予約を入れる。

 ワクチン接種は1回目のあと、4週間間隔で2回目の接種がある。接種会場で発行される接種記録書をPDF、JPGに変換して専用アドレスへ送信すれば、文科省発行の接種記録保有証明(英語)が交付される。

参考:【文部科学省】留学予定者ワクチン接種支援事業について

大学ジャーナルオンライン編集部

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