東進ハイスクール・東進衛星予備校を運営する株式会社ナガセは、「東進 海外大学留学支援制度」の2021年の留学支援生3名が、2021年秋、それぞれマサチューセッツ工科大学(MIT)・スタンフォード大学・ケンブリッジ大学に進学したことを発表した。

 「東進 海外大学留学支援制度」は日本全国の未来のリーダー候補である高校生に対して、世界のトップレベルの海外大学への進学を支援するもの。卒業後、各分野で日本代表として世界を舞台に大活躍する人財になってもらうことを目的としている。

 今回進学したのは、古勝 敦子さん(洛南高校卒)、八木 新之助さん(甲陽学院高校卒)、渡邉 春華さん(桜蔭高校卒)の3名。古勝さんはQS世界大学ランキング1位のマサチューセッツ工科大学へ、八木さんはコンピューターサイエンス分野で全米1位のスタンフォード大学へ、渡邉さんは生物科学をはじめ、考古学、人類学分野で世界一のケンブリッジ大学に進んだ。

 支援候補者はハーバード大学、プリンストン大学、イェール大学、スタンフォード大学、マサチューセッツ工科大学、カリフォルニア工科大学、ケンブリッジ大学、オックスフォード大学を目指す高校生で、各学年最大10名が対象となる。
年に2回の全国統一高校生テストを通して、明確な留学意思がある生徒だけでなく、世界トップレベルの大学で学ぶ資質を持った生徒を発掘、認定する。認定した支援候補者に対しては、入学試験の面接とエッセイについて、海外大学出願専門のスタッフが一人ひとりに合わせた指導を行う。また、返済不要の奨学金を4年間支給する。奨学金はアメリカの場合1人総額38万ドル、イギリスは26万ポンド。

 学費や寮費といった留学に必須の費用はもちろん、現地での生活費や渡航費も支給されるのが、この支援制度の大きな特長と言える。支援候補者の一次選考を兼ねた全国統一高校生テストは2021年11月7日(日)に実施する。

参考:【株式会社ナガセ】知力の日本代表を世界へ 東進 海外大学留学支援制度 今秋、MIT・スタンフォード・ケンブリッジへ 2021 年留学支援生3名が進学 4年総額で最大 4,300 万円を支給(PDF)

大学ジャーナルオンライン編集部

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