海外留学を支援する公益財団法人業務スーパージャパンドリーム財団は、2022年度海外留学支援に関する募集要項を発表した。海外の大学へ留学する大学2年生以上の学部生が対象で、月額15万円を支給する。年間募集人数は500名。
支援対象となる留学プログラムは、2022年4月1日から2023年4月30日までに開始される、6カ月または1学期以上の大学間または部局間協定に基づく留学プログラム(語学研修は含まない)。文系学部の学生においては、協定の内容として、在籍大学において単位が認定される(後に単位を互換するかは問わない)、または留学先大学への授業料を支払う必要がないプログラムに限る。
応募資格は、留学開始時点において大学2年生以上の学部生であること、学内選考がある留学プログラムへの応募であること、学力基準及び語学力基準など14の項目すべてに該当する者としている。
支給額は月額15万円。2カ月に一度、国内の指定口座に振り込む。原則12カ月以内で、在籍する大学の留学担当課が認定する期間とする。
募集は2回に分けて行う。第1回は2022年4月~2022年11月渡航予定者400名、第2回は2022年12月~2023年4月渡航予定者100名を採用する予定。書類と面接の選考を経て決定する(面接免除、もしくは課題審査に変更する可能性あり)。
応募は在籍する大学を通じて行う。大学から財団への応募書類受付期間は、第1回が2022年1月3日(月)~2022年1 月31日(月)、第2回は2022年7月4日(月)~2022年8月3日(月)となっている。応募に関する詳細は同財団の2022年度海外留学支援に関する募集要項を参照のこと。
業務スーパージャパンドリーム財団は、海外の大学に留学する日本人学生を対象に、日本人がこれまで以上により多くの分野で素晴らしい活躍ができるよう勉学の場や自己啓発の機会を提供している。学問の分野において、海外で活躍しようとする学生を通して、さまざまな日本文化を諸外国に広めていく我が国の人材育成に貢献することを目的としている。