2022年に創立30周年を迎える城西国際大学は、学内公募で創立30周年のロゴマークを募集。選考の結果、メディア学部の学生4名による共同作品が選ばれた。
城西国際大学では、創立30周年を全学で祝うとともに、さらなる発展を目指す機運を高めるため、在学生、教職員、卒業生、およびその家族を対象にロゴマークを募集した。学内公募は2021年9月3日から10月30日まで行われ、アニメーション・CGや映像を学ぶメディア学部だけでなく、看護学部や薬学部などの医療系学部や大学院生、外国人留学生からも力作が寄せられ、86名から計53点の作品が集まった。
教職員らでつくる創立30周年記念事業準備委員会を経て、最終選考に残ったのは5作品。そこから在学生、教職員による投票が行われ、メディア学部メディア情報学科ニューメディアコース2年の久田若菜さん、大城宇宙さん、坂本美紅さん、伊藤羽美さんが共同で制作した作品が選ばれた。
ロゴマークのメインには「30」の数字がデザインされており、30年の歴史の中で脈々と、国籍を問わず多くの学生が集い、グローバルな学風を紡いできたことを多くの人と色で表現している。さらに、それが一つの「輪」、そして「和」を象徴し、創立40周年、50周年を迎えても変わることのない城西国際大学の学風であり続けていってほしいという思いを込めた。
杉林堅次学長は表彰式で、「ロゴの『0』の部分に、学部カラーをあしらっており、地球にも見えるデザインで、多文化共生が感じられる国際大学らしい作品」と高く評価した。代表の久田さんは「大学の新たな歴史を学生全員で作っていきたいという思いから、同じコースの仲間と一緒にデザインを考えました。まさか自分たちの作品が選ばれると思っておらず、とても嬉しいです」と4人で喜びを分かち合った。
今回選ばれたロゴマークは、今後、創立30周年記念事業を中心にさまざまな用途で活用し、学内外に周知していく。