日本経済新聞社が主催する「第三回NIKKEI全国社歌コンテスト」において、昭和女子大学が創立100周年を記念して制作したイメージソング「For Our Dreams」が最優秀賞と審査委員長シンガーソングライター川嶋あいさんが選ぶ川嶋あい賞に輝いた。

 「NIKKEI全国社歌コンテスト」は、社歌を起点に企業の社内外コミュニケーション活性化につなげる目的で開催している。審査員は、コンテストの応援団長を兼務している川嶋あい氏(シンガーソングライター)をはじめ、弓狩匡純氏(作家/ジャーナリスト)、平田喜裕氏(日本経済新聞社専務取締役)など。2021年7月8日から選考を始め、142社の応募の中から大学から鉄道会社、地方自治体、自動車修理サービス会社と、バラエティに富んだ顔ぶれの12社が決勝戦に進出した。

 2月10日TACHIKAWA STAGE GARDEN(立川ステージガーデン)での決勝戦では各社によるアピールと審査が行われ、昭和女子大学からはイメージソングプロジェクトを代表して学生2人が登壇。受賞に際し「この先100年、200年歌い継がれ愛される曲を作っていきたいと思い作り、PRを進めてきた。学生が入れ替わっていく大学でそれを目指すのは難しいことだが、受賞が大きな一歩になる」と喜びを語った。

 昭和女子大学の楽曲「For Our Dreams」は2020年の大学創立100周年を機に制作された。作曲家・ピアニストの松本俊明氏が曲を手掛け歌詞は学内から応募のあったフレーズを学生・職員から成るプロジェクトが編纂。「未来へ進もう Next Stageへ」をテーマに、学園一同が前向きに進んでほしいという思いが込められている。ミュージックビデオでは園児・児童・生徒・学生、卒業生、教職員ら総勢213人が出演した。学生らが考案した振り付けで、美しいキャンパスを舞台に息の合ったダンスを披露している。

 現在、式典、チャイム、クラブ・サークル、附属校などで幅広く奏でられており、新たな伝統への一歩を踏みだすタイミングで社歌コンテストへの応募に至った。

参考:【昭和女子大学】在学生を中心に制作した学園イメージソング「For Our Dreams」第3回NIKKEI全国社歌コンテストで優勝

昭和女子大学

多様性に満ちたスーパーグローバルキャンパスで、人生を切り拓く力を養成

学びを深め、視野を広げる6学部15学科を擁し、高度な専門知識に加えて、社会で活躍するための幅広い力を身につけるためのキャリア教育とグローバル人材育成教育に力を注いでいます。キャリア関連科目は1年次から始まり、インターンシップや就職支援講座も多数開設。海外キャン[…]

大学ジャーナルオンライン編集部

大学ジャーナルオンライン編集部です。
大学や教育に対する知見・関心の高い編集スタッフにより記事執筆しています。