明星大学理工学部総合理工学科では、物理学系、生命科学・化学系など6つの専門分野があり、それぞれの研究テーマをVR(バーチャルリアリティ)システムを通じて、高校生たちにわかりやすく紹介するイベントを、オープンキャンパスで実施している。
明星大学では、大学案内などのパンフレットを読むだけでは理解が難しい理工学部総合理工学科の研究内容を、視覚や身体を使うVRを通じて、高校生にわかりやすく紹介するVR体験イベントを2017年7月16日のオープンキャンパスから開始した。
<オープンキャンパスでVR体験できる総合理工学科6学系の研究テーマ>
・物理学系「太陽系惑星模型」
・生命科学・化学系「カーボンナノチューブの中へ」
・機械工学系「航空機周りの空気の流れ」
・電子電気工学系「人工衛星から見る地表面の世界」
・建築学系「室内における光の動き、ビル風模型」
・環境科学系「国境を超える大気汚染」
また、このVR体験を通じて、高校生たちが興味を持った学問領域については、さらに理解を深められるよう、オープンラボや個別相談会も同時に実施している。
VR体験イベントの責任者である、明星大学理工学部総合理工学科(環境科学系)櫻井 達也准教授は、「理工学の世界では、実験とシミュレーション解析は研究ツールの両輪となります。明星大学理工学部のオープンキャンパスでは、実験はオープンラボで、シミュレーションはこのVRで体験することが可能です。魅力的な研究の世界をぜひ覗きに来てください!」と高校生たちの参加を呼びかけている。
明星大学の次回以降のオープンキャンパス(日野キャンパス)は、2017年7月30日、8月6日、8月27日を予定。予約の必要はなく入場自由。開催時間は10:00~14:30(9:30受付開始)となっている。