金城学院大学(愛知県名古屋市)国際情報学部 国際情報学科が2015年度から展開している国際協力活動「DIAGIRL(ディアガール)」の2017年度の活動が本格的にスタートした。「DIAGIRL」とは、「“カワイイ”で私がかわる、世界をかえる」をコンセプトに、佐藤奈穂講師のゼミ生とカンボジアの女性たちが一緒に創りあげたアクセサリーブランド。

 このプロジェクトでは、金城学院大学の学生がデザインして、現地の女性たちが制作したアクセサリーを日本で販売し、その収益を還元する。2016年度は、8人のカンボジアの女性たちが平均 118.5ドルの報酬を受けた。この活動を通して、消費者が「カワイイ」と感じて手に取った商品が社会貢献に繋がること、さらには日本においてこのような社会貢献が日常になることを目指す。

 佐藤講師は「カンボジア女性は、家族や村の人たちとの愛に溢れて希望や夢をもっているのに、所得、教育などが不足している。一方で、日本の学生たちは、お金や物は溢れているが、人と人との付き合いは希薄になり、将来の夢や希望を持てない学生も少なくありません」と語る。互いの「足りているもの」を交換し、今よりも「少し幸せになること」や、カンボジア女性の自立した側面から学生たちが大学の教育スローガン「強く、優しく。」を学び、実践していくという。

 現在、学生たちはデザイン制作に取り組み、その後、大学の夏季休暇中にアンコール・ワットで有名なシェムリアップ郊外の農村に1週間滞在する予定。完成した商品は、インターネットや各種フェス、同大学の学園祭「金城祭」などで販売される。

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大学ジャーナルオンライン編集部

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