東京都市大学は7月23日、川崎市麻生区王禅寺の東京都市大学原子力研究所で見学会とオープンラボを開催する。原子力人材育成入試対応セミナーや原子炉、加速器の見学など多彩なプログラムが予定されている。

 東京都市大学は2019年度から、原子力工学の分野での活躍を強く考えている学生を募集するため、理工学部原子力安全工学科の入試に総合型選抜の原子力人材入試を新設。出願時に課題レポートの提出を求めている。レポートは研究発表型、社会科学型、セミナー参加型、参考図書型から選択できるが、今回の原子力研究所見学会はセミナー参加型の対象イベントに位置づけられている。

 東京都市大学によると、セミナーは「放射性ハイキ物って、なんだろう?」と「似たもの同士をどう分ける?放射線の化学への応用」の2本立て。見学会は原子炉室のほか、武蔵工大炉、タンデム加速器などを回る予定。

 受験生(既卒生も可)のほか、保護者ら付き添いの参加も可能(参加者多数の場合はセミナーを別室で見てもらう)。コロナ禍のため、来場によるセミナーのほか、オンラインでの生配信も実施する。参加希望者は東京都市大学ホームページから申し込みできる。

 東京都市大学は前身の武蔵工業大学時代の1960年、原子力の平和利用と技術開発をめざして「原子力研究所」を開設。全国の大学の共同利用施設として様々な活用がなされてきた。原子炉の廃止が決定され、現在では放射線同位元素の取り扱い施設として原子力安全工学科や早稲田大学との共同大学院「共同原子力専攻」の実験実習に使われているほか、社会貢献を目的とした施設利用と、学生が原子力について考えを深める機会を提供している。

参考:【東京都市大学】高校生のための原子力研究所見学会の開催について【7/23(土)】

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