早稲田大学は、現在、全早大生向けに提供しているデータサイエンス教育プログラムである「データ科学教育プログラム」を社会人向けに再編成し、さらに新規内容を追加した「データサイエンス実践講座」講座を、2022年秋から提供する。

 データサイエンス実践講座は、早稲田大学の全ての学部・研究科の学生約5万人が学ぶデータサイエンス教育プログラムを社会人向けにカスタマイズして提供する。表面的なスキルではなく、早稲田大学独自のカリキュラムを通じて、体系的なデータサイエンスの理論と実践について学ぶことができる特別なプログラムだ。データサイエンスの「理論」とビジネス領域で活用できる「スキル」を同時に学ぶことにより、データサイエンスの実践的な活用能力を鍛える。

 早稲田大学は、独自のデータ科学教育プログラムの一環として「データ科学認定制度」を設置しており、「データサイエンス実践講座」は、この認定制度に準拠した内容となっている。講座を修了すると認定制度の初級レベルの「知識」と「スキル」を獲得することができ、修了者には学校教育法に基づく「履修証明書」が授与される。

 講座は全10回。データサイエンスの「理論」と「実践」を学ぶ構成となっており、「理論編」では、データ科学センターが開発するオンデマンド講義にて深い理論を学び、「実践編」では、実際にデータを分析しながらデータサイエンスの活用方法について学ぶ。

 理論編(48時間)をオンデマンド形式にて自己学習しながら、同時にオンライン形式で講師が理論編のフォロー(理論編ダイジェスト)や実践編の学習を進めていく。隔週土曜日でのオンライン実施という形態で、忙しい社会人にも受講しやすい形態となっている。

 講座受講者の募集期間は、2022年8月24日(水)~9月22日(木)、募集人員30名(定員に達し次第締め切り)。受講費用は440,000円(税込)。早稲田大学のプログラム公式WEBサイトからで受け付けている。

参考:【早稲田大学】社会人向けデータサイエンス実践講座を2022年秋から開始

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早稲田大学は、「学問の独立・学問の活用・模範国民の造就」の3つの建学の理念に基づき、答えのない課題に挑む礎となる力を全学生が磨ける比類ない環境を整備。揺るぎない国際競争力を備えた世界トップクラスの大学「世界で輝くWASEDA」をめざし、「研究の早稲田」「教育の[…]

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