大正大学では、2022年9月17日(土)14時から第7回「高大接続フォーラム」を開催する。テーマは、『あらためてわかる!!新学習指導要領と教育DXの本質』―「学力観」のトランスフォーメーション。大正大学の巣鴨校舎・8号館ラーニングコモンズで行われ、オンラインでの参加も可能である。
これからの若者たちは、急速な技術革新や著しい社会環境の変化の中で予測不可能な時代を力強く生き抜くことを求められている。あらゆる教育現場は彼らに対して、従来の既成概念にとらわれない課題発見・解決能力、ひいては新たな社会的価値、知識価値を創生できるように育成していく必要がある。
そのような課題背景を持つ「新学習指導要領」だが、その内実及び「教育DX」の本質は必ずしも理解されているとは言い難い。そこで、今回のフォーラムでは「新学習指導要領」「教育DX」「探究学習」「STEAM教育」等をキーワードに、産官学が一体となって現状の情報共有を行いながら、上記の本質に迫るとともに、新たな「学力観」のあり方を模索する。
主な内容は以下のとおり。参加希望者は2022年9月15日(木)17:00までに申し込む必要がある。
■『「DXの思考法」による未来の教育像』
東京大学未来ビジョン研究センター 客員教授、株式会社経営共創基盤シニア・エグゼクティブ・フェロー 西山圭太氏
■『新学習指導要領を使いこなすカリキュラム・授業・学びとは』
内閣府科学技術・イノベーション推進事務局審議官 合田哲雄氏
■『学び続けられる生徒を育てるSTEAM教育』
聖徳学園中学・高等学校教諭学校改革本部長 品田健氏
■『探究学習と教科学習を架橋する概念ベース学習』
大阪大学全学教育推進機構 教育学習支援部・准教授、大正大学客員教授 佐藤浩章氏
■シンポジウム『学力観を多層構造でとらえ直す教育・社会へ』
パネリスト上記登壇者+大正大学副学長 神達知純氏