東京工業大学 社会人アカデミーは、合意形成のプロセスや場のデザインにかかわる事業者、地域、自治体、市民などを対象に、2022年度「合意形成学セミナー」を10月から開講する。
「合意形成学セミナー」では、「合意とは何か」「合意形成とは何か」「合意形成のためには何をすればいいのか」などの問いに対して受講生それぞれが自身の考えを手に入れることを目標に、合意形成のためのさまざまな視点を学ぶ。合意がどこで形成されるのか（世界・国家、地域、自治体、場）、合意で何が形成されるのか（制度、政策、プロセス、納得）、合意をどうやって形成するのか（制度、アセスメント、フレーム、ファシリテーション、デザイン、マネジメント、技術、戦略）について、視点を広範・グローバルなものから精緻・ローカルなものへと移動させながら、全10セッションを進める。
「合意形成学セミナー」は、Zoomによるオンラインで行い、4つのコース4つのクラスを設置。2022年10～12月の水曜日（祝日は除く）に開講する。最長全10回で、コースにより受講できるクラスが異なる。各授業時間は、18:30～20:40（休憩10分、講義時間は合計120分）。「合意形成の制度・プロセス・デザイン・マネジメント」（総合）コースを履修し基準を満たした受講生には修了証書を発行・授与する。
現在「環境政策における合意形成」クラス、「対話の場をデザインする」クラス、および「合意形成マネジメントの技術と戦略」クラスについて、10月21日（金）正午まで追加の申し込みを受け付けている。
