日本を代表するサッカー選手で投資家でもある本田圭佑氏は、2022年のW杯閉幕と同時に、学生ファンド「KSK Mafia(ケーエスケーマフィア)」の創設を発表。日本を含めたアジアの学生を対象に、250万円から500万円ほどの資金を提供する。

 「KSK Mafia」は、世界中から選ばれた「学生投資家」と共に世界最高峰の「学生起業家」に出資する投資ファンド。起業前あるいは起業直後の秀でた学生に対して、エンジェル投資として250万から500万円ほどの資金を提供する。また、投資家も学生から募る。投資家としてKSK Mafiaに選ばれた学生は投資チームの一員として世界最高峰の学生起業家を探し、事業の成長を支援する。投資先がイグジットした際にはリターンの10%を受け取ることができる。

 「KSK Mafia」では、学生起業家、学生投資家、どちらも常時募集しているが、第1期生の応募締切は2023年1月11日。アジアの一流大学・大学院(日本では、東京大学、京都大学、慶應義塾大学、早稲田大学など)の学生あるいは卒業・退学から3年以内、かつ応募資格を満たしていれば応募できる。選考委員会による選考を通過するとKSK Mafiaの一員となる。

「学生投資家」応募資格
1. 分野は問わず、秀でた成績や成果を持つ方
2. テクノロジーやベンチャーに強く情熱を持つ方
3. 優秀な起業家を見つける十分な人脈や能力を持つ方
4. 投資先のサポートに強く興味を持つ方
5. 誠実な心と多様性に富んだ考えを持つ方

「学生起業家」応募資格
1. 分野は問わず、秀でた成績や成果を持つ方
2. スタートアップの25%以上の株式を持つ創業者あるいは共同創業者の方
3. 起業前・起業直後で、アイデアをお持ちの方(プロトタイプがあると尚よし)
4. 世界を変えるミッション・ビジョンと情熱をお持ちの方
5. 誠実な心と多様性に富んだ考えを持つ方

 本田氏は、2016年、イタリアの名門「ACミラン」に10番として所属する中で、社会課題を解決する目的のもと、自身の資産を運用する投資ファンド「KSK Angel Fund」を設立し、スタートアップへの投資を開始。2年後の2018年には、世界的俳優のウィル・スミス氏と共同でVCファンド「Dreamers Fund」を設立し、米国のスタートアップへの投資を開始。現在までに両ファンドを合わせて260社以上の国内外のスタートアップに投資しており、既に複数の企業がIPO、M&A、ユニコーンに至っている。

参考:KSK Mafia 

大学ジャーナルオンライン編集部

大学ジャーナルオンライン編集部です。
大学や教育に対する知見・関心の高い編集スタッフにより記事執筆しています。