株式会社ディスコは、2019年3月卒業予定の大学生らを対象に調査した「就職希望企業ランキング※」、および「海外大生が選ぶ就職人気企業ランキング※」を公表した。

 調査によると、2019年3月卒業予定の国内の大学に通う大学生らが選んだ人気企業TOP10において、首位は日本航空、2位伊藤忠商事、3位全日本空輸、4位三菱東京UFJ銀行、5位トヨタ自動車、6位三菱商事、7位サントリーグループ、8位東京海上日動火災保険、9位資生堂、10位東日本旅客鉄道。訪日外国人の増加による需要増で航空業界が就職先としても人気。また、2位に伊藤忠商事、6位に三菱商事と総合商社も根強い人気を見せた。

 一方、海外の大学に通う日本人学生らが選んだ人気企業TOP10で、首位はP&G(プロクター・アンド・ギャンブル)、2位三菱商事、3位グーグルとDeloitte Touche Tohmatsu、5位PwC、6位アマゾン、7位ボストン コンサルティング グループ、8位アクセンチュア、9位マッキンゼー・アンド・カンパニー、10位全日本空輸。1位のP&Gを筆頭に外資系企業が人気。海外での生活で培った知識や経験、語学力を活かせる場として人気が高い結果となった。

 国立・私立の学校群ごとの学校群別ランキングでは、ブランド・知名度の高い企業に人気が集中。東京大学、京都大学など国立7大学で集計したランキングでは1位の三菱商事をはじめ上位5社中3社を総合商社が占める結果に。早稲田・慶應義塾大学の集計でも三菱商事が首位に立ち、2位は東京海上日動火災だった。また、関西、関西学院、同志社、立命館大学の集計では、三井住友銀行、サントリーグループ、村田製作所が上位にランクインし、関西にゆかりを持つ企業が人気の強さを見せた。

※「就職希望企業ランキング調査」は、就職情報サイト「キャリタス就活2019」会員のうち、調査対象大学に在籍する大学3年生および修士1年生を対象に実施。有効回答数:5,671名(大学生4,289名、大学院生1,382名)。

※「海外大生が選ぶ就職人気企業ランキング」は、就職情報サイト「CFN」会員のうち、2017年9月~2019年8月までに海外大学・大学院を卒業、または卒業予定の日英バイリンガルの学生を対象に実施。有効回答数:894名。

参考:【株式会社ディスコ】 [業界研究・企業研究] 就職希望企業ランキング

大学ジャーナルオンライン編集部

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