実践女子大学では、2023年3月20日より、6月開講の社会人向け履修証明プログラム「実践キャリアアッププログラム マネジメントリテラシー修得コース(全19回)」の申込受付を開始した。

 履修証明プログラムは、2007年の学校教育法の改正により創設された制度。社会人等の学生以外の者を対象とし、大学等の教育・研究資源を活かした体系的な学習プログラムを受講することにより知識や技能が修得できる。

 6月に開講する「実践キャリアアッププログラム マネジメントリテラシー修得コース」は、今回で3期目を迎える。組織の中で必要となる経営に係る専門知識やマネジメント能力を修得し、履修者のキャリアアップを支援するプログラムとなっており、ケーススタディやディスカッション等を取り入れた実践的な教育を実施する。

 想定する対象者としては、キャリアアップしたい人、事務職から総合職にキャリアチェンジを考えている人、管理職やリーダー的立場、または管理職候補、経営やマネジメントに興味がある人、再就職や転職を考えている人に最適なプログラムとなっている。

 カリキュラムは「リーダーシップ」「簿記・経営分析」「企業戦略論」「マーケティング論」「人的資源管理」「会社法」に分かれており、それぞれ実践女子大学の教員が講師を務める。

 会場は実践女子大学 渋谷キャンパスで行い、6月3日(土)から11月11日(土)まで全19回、計82.5時間の講義を行う。募集定員は15名(最少開講人数5名)。大学または短期大学を卒業した、またはこれと同等以上の学力を有し、就業経験のある社会人を対象とする。男女は問わない。受講料は99,000円(税込)となっている。

 受講希望者は実践女子大学生涯学習センターに問い合わせてパンフレットと申込用紙を入手し、指定の書類を提出する。その後書類審査を経て受講料を納入する。

 履修期間内に合計60時間以上を受講して所定の修了試験またはレポート試験に合格し、全科目においてシラバスに定める成績評価の要件を満たした受講生を修了者として認定する(単位の授与はない)。修了者には、学校教育法に基づき実践女子大学より履修証明書が交付される。

参考:【実践女子大学】生涯学習センター 履修証明プログラム「実践キャリアアッププログラム マネジメントリテラシー修得コース」受講生募集のお知らせ

大学ジャーナルオンライン編集部

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