東北地方にキャンパスを置く東北大学と国際教養大学は両校で実施している英語での授業の相互履修や単位互換制度の創設、共同研究の推進などを目指す包括連携協定を結んだ。互いの強みやネットワークを共有して教育・研究力の強化を図り、東北から世界に通用するグローバル人材を育成する。
東北大学によると、協定の締結式は仙台市青葉区の東北大学片平キャンパスであり、東北大学の大野英男総長と国際教養大学のモンテ・カセム学長が協定書を交わした。
連携対象は単位互換制度の創設や学生の入学前交流、教職員の共同研究、派遣交流など。協定締結に先立ち、連携の第1弾として、3月13日より東北大学に入学予定の学生が秋田県秋田市の国際教養大学キャンパスで入学前研修を受けている。