東京福祉大学保育児童学科2年の長岡芽以さんが、2018年9月に韓国で開催される「第18回アジアローラースポーツ選手権大会」への出場を決めた。
ローラーシューズに憧れて小学生で競技を始めた長岡さん。大学ではテニスサークルにも所属しており、早朝や空きコマを利用して勉強するなど学業とローラースケートの激しい練習を両立、ジムでのトレーニングを含め週5日以上練習に励んでいる。
長岡さんは、2018年4月に開催された「第65回全日本ローラースケートスピード選手権大会」で、スピード4種目(500m・1,000m・10,000mポイントエルミネーションレース・15,000mエルミネーションレース)に出場し、すべての種目で銅メダルを獲得した。自己ベスト更新はならなかったが、続く2018年5月19・20日には、岐阜県クリスタルパーク恵那スケート場で行われた「第16回日本インラインロードレース選手権大会」でもスピード4種目(100m・1周スプリントレース・10,000mポイントレース・20,000mエルミネーションレース)すべてで銅メダルという好成績を収めた。
5月の大会は「2018年世界選手権代表選手・アジアンゲームス代表選手選考会」も兼ねており、9月に韓国・南原市で開催される「第18回アジアローラースポーツ選手権大会」へ日本代表として出場することが決定した。
苦手なスタート練習やフォームの修正、食事制限など日々調整を行い、持久力をつけるために10,000m滑るなど、大会へ向け、入念な準備をしてきた努力が実を結んだ。「滑っている時に感じる風がとても気持ちいいです。周りの景色を見ながら滑るのがとても楽しい」と長岡さんは語る。