文部科学省は科学技術分野の2023年度文部科学大臣表彰受賞者約770人を選んだ。表彰式は4月19日、東京都内の文科省で開かれる。創意工夫功労者賞については文科省へ推薦した各省庁、都道府県で科学技術週間(17~23日)中に表彰される。
文科省によると、文科大臣表彰受賞者は科学技術賞の開発部門が東北大学大学院薬学研究科の秋田英万教授ら18件64人、研究部門が金沢大学がん進展制御研究所の青木典子(後藤典子)教授ら50件62人、科学技術振興部門が東京大学医科学研究所の井元清哉教授ら4件9人、技術部門が北陸学院大学健康科学部の榎本俊樹教授ら9件14人、理解増進部門が鳥取大学技術部の安藤敬子副技術長ら10件26人。
若手科学者賞は9 名古屋大学大学院工学研究科の青山忠義准教授ら101人、創意工夫功労者賞はヤマダエレホン金属の上川登茂子さんら480人、研究支援賞は茨城大学工学部の佐久間隆昭技術主幹ら10件12人が選ばれた。
文科大臣表彰受賞者は委員長の梶田隆章東京大学宇宙線研究所教授ら学識経験者16人で構成する審査委員会が研究内容や日ごろの活動などを審査して選んだ。