東洋大学人間価値研究会ダイバーシティ研究グループは、企業や団体内での女性活躍を客観的に評価する独自の指標を使い、法人ランキング2018をまとめた。1位は東建コーポレーション、2位は銀座アスター食品、3位はローソンだった。
東洋大学によると、調査対象は厚生労働省の「女性の活躍推進企業データベース」に3月末時点で登録された法人。このうち、従業員が1,000人を超え、女性労働者が8割以下の1,078社を抽出し、2017年に開発した独自指標の「女性活躍インデックス」を用い、男女の平均継続勤務年数、育児休業取得率、管理職や役員、労働者に占める女性の割合などから順位をつけた。
トップ3以下の順位は4位がイオンファンタジー、5位がイオンビッグ、6位がセブン&アイ・フードシステムズ、7位が鉄道建設・運輸施設整備支援機構、8位がテクノ・サービス、9位が東京ガス、10位がパソナテック。
法人ランキング2017でトップだったローソンは3位に転落したものの、2017年、2018年の2年分のトータルではトップを維持している。法人ランキング2018でトップの東建コーポレーションは男性の育児休業率が高く、2017年の726位から一気に躍進した。