郁文館グローバル高等学校は、海外トップ大学進学塾のCrimson Education Japanとパートナーシップを締結した。海外大学進学指導で世界トップレベルの実績を誇るCrimson Education Japanと連携し、複雑な海外大学出願に対応する支援体制のさらなる強化を図る。

 郁文館グローバル高校では全校生徒が2年次に1年間留学を行っており、帰国後はそのまま3年生に進級できる。同じ学校に一人ずつしか留学させない「1人1校」を原則とし、日本語を一切使えない環境で「自立」と「国際性」を身に付ける。

 海外大学に進学する生徒も多く、2018年には海外大学合格率52.5%、合格者数3位を達成した。直近5年間では、ブリティッシュコロンビア大学(40位)、マンチェスター大学(54位)、モナシュ大学(44位)をはじめとした大学に27名の卒業生が進学している(Times Higher Education World University Ranking 2023に基づくランキング)。

 2024年度からは全員が米国に1年間留学し、日本と米国名門高校Wayland Academyの高校卒業資格が取得できる「Honorsクラス」を新設する。費用の高騰などから海外大学進学が遠い世界の話になりつつある今、あえて世界を身近に捉え、海外トップ大学を目指した夢教育を行う。

 今回のCrimson Education Japanとの連携により、生徒・保護者および教職員が、逆算に基づく早期の学力形成や課外活動、出願戦略や奨学金、カリキュラム等海外大学進学指導についてアドバイスを受けることが可能となる。こうしたパートナーシップをもとに世界TOP大学(THE世界大学ランキング100位以内)に挑戦できる素地を養う。

参考:【学校法人郁文館夢学園】【郁文館グローバル高校】Crimson Education 松田悠介氏と海外トップ大進学支援でパートナーシップ締結

大学ジャーナルオンライン編集部

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