近畿大学はNHK大阪放送局と包括連携協定を結んだ。社会課題の解決や地域活性化に向けた教育や人材育成、防災・減災の啓発、研究活動の推進など幅広い内容で連携を強化することにしている。NHK大阪放送局が大学と包括連携協定を結ぶのは、大阪公立大学、立命館大学に続いて3校目となる。

 近畿大学によると、大阪府東大阪市の近畿大学で行われた包括連携協定の締結式には、近畿大学の細井美彦学長、NHK大阪放送局の林理恵局長が出席し、協定書に調印した。

 NHKの記者が取材活動で得た経験を近畿大学で講義するほか、近畿大学の学生や教職員が放送現場を見学するなど、NHKが持つ情報やネットワークをフルに活用し、教育や研究の振興、人材の育成を図ると同時に、近畿大学が持つ医学から芸術まで幅広い分野の知見をNHKの番組制作に生かし、情報の社会的基盤を構築する。NHKの映像コンテンツを使った防災・減災のイベント開催も視野に入れる。

参考:【近畿大学】近畿大学と日本放送協会大阪放送局が包括連携協定を締結 双方の幅広い知見を生かし、地域社会の活性化をめざす

近畿大学

日本最大規模の総合大学で真の「実学」を極める。多彩な才能を開花

近畿大学は、医学部から文芸学部、さらには通信教育部などを開設し、すべての学部で「実学教育」を実践。多くの産学連携プロジェクトを推進し、分野を超えた専門知識や技能を組み合わせて、教員と学生が一体となり、現代の様々な課題を解決へ導く知識や技術を身につけています。2[…]

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