東京工業大学は2019年4月以降に学士、大学院課程に入学する学生の授業料を現行の年額53万5,800円から63万5,400円に引き上げることを決めた。他の国立大学と一線を画した研究の充実を図るため、授業料を値上げせざるを得なくなったとしている。

 東京工業大学によると、値上げの対象は2019年4月以降に学士、大学院課程に入学した学生で、現在在籍している課程を卒業または修了し、新たに別の課程へ入学、進学した学生も含まれる。2018年度以前に入学した学士課程学生や、2019年4月までに入学した大学院課程の学生は、現行の授業料が適用される。

 東京工業大学は授業料値上げによる増収分を国際化の推進、教育環境の整備、学生の国際交流活動充実などに充てるとともに、経済的理由で進学できない学生が出ないよう新たな給付型奨学金を創設するなど学生に対する経済的支援を充実させるとしている。
具体的な事業としては
■早期に最先端の授業に触れ、社会をリードする能力を養う学士から修士、博士までの一貫教育
■世界各界の第一人者を招聘して行う最先端科学技術や文化に関する講義の充実
■大学院講義の英語化
-を挙げている。

 益一哉学長は「本学の教育研究環境は現在、国際的な大学ランキングで世界19位に評価されているが、これをトップテンに入れるよう教職員一丸となって取り組む。授業料の引上げについて理解をお願いしたい」とのメッセージを発表している。

参考:【東京工業大学】2019年度以降入学者(学士課程・大学院課程)の授業料を改定

東京工業大学

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東京工業大学は産業の近代化が急務となっていた1881(明治14)年に東京職工学校として設立されました。設立以来、優秀な理工系人材と卓越した研究成果を創出し続け、現在も日本の理工系総合大学のトップにいます。東京工業大学は高度な専門性だけでなく、教養学を必修とする[…]

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大学ジャーナルオンライン編集部

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