大阪大学とナレッジキャピタルが共同で「考えること」を考える講座、「超」学校シリーズを開校します。大阪大学の5人の研究者と一緒に、自分自身で考える力や気力・発想について『考える』全5回のプログラムです。
 ナレッジキャピタルの「超」学校シリーズは参加者が大学や企業などの研究者と一緒に考え、対話するプログラムです。これまでも大阪大学、京都大学iPS細胞研究所、慶應義塾大学院メディアデザイン研究所、国立民族学博物館と共同で、一般参加者と研究者を繋ぐ場を提供してきました。今回のシリーズでは大阪大学の研究者が、どのような発想からそのような研究につながったのかのプロセスを一緒に考えます。

※以下プレスリリースより一部引用
◎第1回 10月29日(木)永井健治教授 光る植物で明るい未来!?
植物は光合成によって自力でエネルギーを生み出しますが、ではそのエネルギーを使って光るようになったら何ができるようになるでしょうか。このアイディアですでに出来ていること、これからの夢などを伺います。

◎第2回 11月12日(木)中島清和特任教授 痛くない「究極の⼿術」をめざして
 一流アスリートや職人には使用する道具を自ら開発する人もいます。中島教授は内視鏡による手術を得意とする一流の外科医であると同時に、手術器具の開発にも情熱を傾けていらっしゃいます。中島教授が目指す痛くない手術とはどのようなものなのでしょうか。

◎第3回 11月26日(木)原英二教授 細胞老化のメカニズム
 老化というと体力が低下したり顔にしわができたりするような体の単位でゆっくり進む老いを連想します。一方、原教授は細胞の単位でその機能や周りとのつながりがどう変化していくかに着目しています。普通の⽼化のイメージとは異なる観点の研究から分かってきたことを紹介します。

◎第4回 12月17日(木)栗栖源嗣教授 たんぱく質研究の、入門編の少し先
 生物はどうやって生命を維持しているのか、なぜ病気になるのかを明らかにするにはたんぱく質の構造を解明することが欠かせません。そのためにたんぱく質研究では物理学・化学・生物学・医学でこれまで積み上げられてきた知識を結集して、どのような構造をしているのかを探っています。今回はその基礎から少し先の話を紹介します。

◎第5回  1月21日(木)光岡薫教授 最近の電⼦顕微鏡で何が⾒えるのか
 普通の顕微鏡では見ることができない物を見るために開発された電子顕微鏡。技術や性能の向上によってこれまで以上に観察できるものの幅は広がっています。その電子顕微鏡で光岡教授は何を見ているのでしょうか。物理学・生物学・工学に橋をかけるような、光岡教授の仕事の進め方についても、聞くことができるかもしれません。

時間:19:00~20:30(開場18:30)
会場:グランフロント大阪北館1Fナレッジキャピタル「カフェラボ」
対象者:高校生以上
定員:各回約30名 ※要事前申し込み
料金:500円(1ドリンク代)

プレスリリース:【ナレッジキャピタル】大阪大学×KNOWLEDGE CAPITAL「『考える』を考える学校」を開校(PDF)

大学ジャーナルオンライン編集部

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