東京大学大学院情報学環・学際情報学府と生産技術研究所は、災害時に地域や職場でリーダーとなる人材を育成する災害対策トレーニングセンターを東京都目黒区の駒場キャンパスにある生産技術研究所と静岡県南伊豆町のサテライト拠点に設立した。2019年度から地方自治体や民間企業、地域防災組織のリーダーらを対象に体系的なトレーニングを提供する。

 東京大学によると、センター長には目黒公郎東京大学生産技術研究所教授が就いた。災害対応のリーダーとなる人材を対象に災害対策業務の体系的な把握や迅速に意思決定するためのトレーニングを提供する。災害対策業務の範囲は発生から被害評価、応急対応、復旧としている。
当面は地震と津波を中心に風水害を含めた災害を対象とするが、将来は段階を踏んで自然災害すべてに対応できる内容に拡大する。自治体向けの有料研修でセンターの自主運営も視野に入れている。

 受講者の募集は2019年3月から始め、5月からトレーニングプログラムをスタートさせる計画。2018年度中はテストトレーニングを実施する。
国内では自治体の地域防災マニュアル策定が進んでいるものの、災害時に迅速に判断して対応する訓練を行う場所がなかった。センターは米国などの先進事例を参考に最新の知見を取り入れながら、訓練を進めることにしている。

参考:【東京大学】東京大学に国内初の「災害対策トレーニングセンター」が設立 ~実践的なトレーニングで災害対応のリーダーを育成~

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大学ジャーナルオンライン編集部

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