日本女子大学は台湾の私立総合大学として最古の歴史を持つ淡江大学と学生交流に関する大学間協定を結んだ。日本女子大家政学部の学生が海外短期研修の「国際ハウジングワークショップ」を通じて淡江大学の学生とともに学んできたが、これを大学間協定に発展させた形で、日本女子大学は全学を対象とする交換留学や教員交流につなげたい考え。

 日本女子大学によると、淡江大学は台湾の新北市淡江区にある私立総合大学。1950年に創立された淡江英語専科学校が前身で、1980年に淡江大学となった。私立の高等教育機関として最古の歴史を持つ。文学部、理学部、革新人工知能学部、精密医療健康管理学部など8学部があり、約2万5,000人の学生が在籍している。

 日本女子大学の篠原聡子学長は「淡江大学とは2006年から継続的に実施している国際ハウジングワークショップを通じて親交を深めてきた。このたびの協定締結で学生同士の交流や教員間の交流、共同研究がさらに進むことを期待している」とのコメントを発表した。

参考:【日本女子大学】日本女子大学が台湾の淡江大学と学生交流に関する大学間協定を締結 台湾最古の歴史を持つ私立総合大学との交換留学が可能に(PDF)

日本女子大学

文理融合の多様な教育を推進、女子総合大学としての基盤を強化

創立120周年を迎えた2021年、目白キャンバスに全学部を統合。2023年に国際文化学部、2024に建築デザイン学部を設置、2025年に食科学部を開談予定(仮称、届出中)。「信念徹底」「自発創生」「共同奉仕」を理念として、高い専門的能力を有し、呼代の変化や多様[…]

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