ならコープが販売するミールキット、らくらくお料理パックに、畿央大学健康栄養学科の学生が考案したコラボメニュー「畿央大学健康栄養学科監修 春雨の中華炒め」が採用された。2024年2月から販売されている。
らくらくお料理パックは、肉や野菜などの食材と付属のタレがセットになった、コープが販売しているミールキット。食材はカットされていてるので、材料を焼いたり煮たりするだけで手軽に一品が完成する。
今回、健康栄養学科の学生たちが考案した「春雨の中華炒め」は、豚肉、キャベツ、玉ねぎ、にんじん、ニラ、春雨、XO醤ソース、丸鶏がらスープがセットになっていて、野菜や肉はカットされているので、フライパンひとつで、わずか15分で作ることができる。学生たちは、栄養バランスや彩りだけでなく、「簡単・時短」調理、「タレと食材の味のバランス」も工夫し、考案した。
考案した学生からは「簡単・時短の実現や調味料と食材のバランスなどを考えつつ、彩りよく野菜を摂ることのできるメニューを考案することが大変だった」「春雨をフライパンでゆでることで時短につなげるなど、細かな工夫点を考えることが難しかったがやりがいがあった」といった声が聞かれた。
開発代表者の荒井葉月さんは、「らくらくお料理パックの試作を何度か行っていたなかで、実際にならコープ様で販売していただけることとなりとても嬉しいです。販売することが決まってからは実際にお客様の手に届く状態のもので試作をさせていただき、作り方や味の最終確認を行いました。最終の試作でも『こうした方がもっと美味しくなるのではないか』とメンバーで話し合ったり、先生方からアドバイスをいただくことで簡単で美味しく!を求めて改善しました。販売直前にも関わらず、私たちの提案を快く受け入れてくださったならコープ様には大変感謝しております」とコメントした。