九州大学の石橋達朗総長は、台湾・台北市の国立台湾大学を訪れ、国立台湾大学、米イリノイ大学アーバナ・シャンペーン校との3大学連携センター設置に関する覚書に署名した。九州大学はこれまで戦略パートナーとして連携してきた米台2大学とのパートナーシップをさらに深化させる。
九州大学によると、覚書の締結式は国立台湾大学であり、石橋総長、国立台湾大学の陳文章学長、イリノイ大学アーバナ・シャンペーン校のロバート・ジョーンズ学長が覚書に署名し、握手を交わした。
九州大学はイリノイ大学アーバナ・シャンペーン校と2019年から、国立台湾大学と2023年から戦略パートナーとして連携してきた。今後はその関係を深めるとともに、3大学の相互協力の下、教育と研究の両面で交流を促進する。九州大学はこの活動を通じ、国際頭脳循環のハブとして「九州大学ビジョン2030」で掲げた組織的な国際協働を進める。